B姐さん

荒野のガンマン/致命的な仲間のB姐さんのレビュー・感想・評価

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プロデューサーとの対立、リライトも許されず、演出にも口出しされる、ラストシーンも変えられる、ファイナル・カット権も奪われる、など散々なペキンパーの長編第一作。ペキンパーの映画人生はここからスタートするが、初めからこんな感じだったのね。ちなみに本作のラストシーンはプロデューサーが編集したもの(現行版)だが、個人的にはペキンパーが考えていたものよりいい。まあ映画自体がイマイチだが。

モーリン・オハラ(フォード作品の常連女優)の「お色気」シーンはプレイ・ボーイのピンナップみたい(それも昔の)。これも弟(プロデューサーのチャーリー・フィッツシモンズ)の指示だったと邪推すると笑いがこみあげてくる。

DVD(10/12/2015)
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