パッケージやタイトルを観てしまうとただのB級ホラーシリーズの続編かと思ってしまうが…(毎回言っているのだがコレも日本の配給会社のセンスのなさの被害の良い例✖︎)
侮るなかれ。
前作のB級感漂うテイストから一変、目の荒い映像と70'sアメリカンロックが魅せる鬼畜一家の大逃走劇へ。
前作では市民が鬼畜達に襲われるという至って"ありきたりな"脚本に対して、今作ではその視点が180度変わり
通常、悪役であるその鬼畜達の視点でバイオレンスかつ疾走感漂う演出で描かれている為
観ているうちにとんでもない人殺し達に気持ち良ささえ覚えてしまう。
監督はミュージシャン兼映画監督のロブ・ゾンビ。
逆転の演出やキャラクター設定、泥臭い群像劇は彼のセンスの良さを垣間見れる。
続編で前作を超えるくらい良いモノは
ターミネーター2と死霊のはらわた2とコレくらいではないだろうか。
前作悪役→続編味方という点も類似(※ターミネーター2)。
大好きな1本。