ロブ・ゾンビ監督デビュー作にして衝撃の問題作『マーダー・ライド・ショー 』の続編！
前作で好き放題人殺しをした殺人鬼一家が本作ではとうとう警察に追い詰められ、逃げる側に。監督の真骨頂とも言える凝った映像表現は影を潜め、今回はカントリー調のbgmに乗せて描かれる、兄・オーティス、妹・ベイビー、そしてキャプテン・スポールディングの3人の逃避行。
前作で兄のジョージを殺された弟・ジョン・ワイデル保安官は復讐の鬼と化し、殺し屋まで雇って徹底的に3人を追う。そして遂に捕まってしまったオーティス、ベイビー、スポールディングは、保安官に徹底的に拷問される。拷問していた側が拷問される側になり、前作であんだけ酷いことやってた一家がちゃっぴり被害者に見えてきてしまいました。まあ、目には目を、歯に歯をってやつですね。
前作が血みどろ生々しい＂ウェット＂なら、本作は粗く乾いた＂ドライ＂といった印象。乾いた映像と殺人鬼一家のバイオレントな逃避行は抜群にマッチしててこれはこれで良かったです。
でもやっぱり個人的には1の方が好き😆
