キミシマユウキ

ドラゴン危機一発のキミシマユウキのレビュー・感想・評価

ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)
3.3
不作続きの田舎から出稼ぎにやって来たチェンは製氷工場で働き出すのだが、そこは麻薬密売を行うギャング一味の隠れ蓑で…

元祖カンフー映画といえばこの人!
!!ブルース・リー!!
が主演の香港映画第1弾!
ドニーイェン好きなのに彼を一作も見たことが無かったのでこれを機にタイトルを全て見ようと決意。

アチョォーーー!!ホワァッタァー!!!!

……って、アレ!?言わない!?
ていうのが最初の感想(笑)
素人の自分はブルース・リーといえばヌンチャク振り回しながら上裸黒パンで奇怪な叫び声を上げながら無双するもんだと思っていた。が、どうやら違ったようで。
調べてみるとその特徴的なキャラクターを表し始めるのは二作目以降らしく本作は彼にしては珍しい(?)普通の強いお兄さんだ。
酒には酔うわ、好きでもない女と夜を共にするわ、かなり人間味のある役が意外で楽しめる。
ただやっぱりキメる所はキメます。
格闘シーンは素晴らしく、ラスボス戦も目が離せない。
他の役者たちと明らかに動きのキレが違って"コイツ勝てない感"が凄い。強い。

役者は香港映画なのでわからず。
ブルース・リーはかっこいいです。後世に語り継がれる理由もよくわかります。
吹き替えが仮面ライダーの藤岡弘様だったので渋い声が素晴らしかった( ̄▽ ̄)
あとはおっぱい見せてくれた微妙なお姉さんに感謝しましょう。

まぁブルース・リー目的なので内容は期待してなかったがそれにしても時代設定とか統一感ないしストーリーもかなりお粗末な仕上がりな気がしたのでこの点数で。
ごめんねブルース・リーのファンの皆さん!

格闘好き、ブルース・リー好き、そしてアチョォーーー!!を言わないブルース・リーを観たい方にはオススメの作品。