いしい

39 刑法第三十九条のいしいのレビュー・感想・評価

39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)
3.8
犯行時に心身喪失、心身耗弱者があった場合は、刑法第39条で、犯罪を犯しても減刑、または罪は問われなくなる…
ものっすごく重たい話なんかな〜と思ったらめっちゃちゃんとサスペンスだった‼️
なんとなく、真実の行方が過った。

裁判では、本当に二重人格なのか?はたまた偽ってるのか?争われるんだけど、堤真一さんの演技がもう凄まじすぎた…同じ人に見えない(;´Д`)
刑事役の岸部さんもすごかった(°д°)いや〜なかんじがゾクゾク😇笑
こういう見応えある演技が今の日本映画というか俳優さんには足りないと思う‼️
今のドラマ見ててもつまんないしなw

主人公であるカフカは精神が不安定な母と暮らす、だからこそ色々と感じたのかもしれない😳
法律を逆手にとり捕まらず、のうのうと暮らす犯罪者たち。
復讐ではなく、不条理な刑法そこものに立ち向かう人々に圧倒。

全体的に暗いというか、なんなら怖いくらいだった。今見終わったけど風呂怖くて入れねー🤣
脚本も面白く見入るようなサイコサスペンスでした😊
いしい

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