39 刑法第三十九条の作品情報・感想・評価

「39 刑法第三十九条」に投稿された感想・評価

えりみ

えりみの感想・評価

4.0
WOWOWで。
よくみたらジャケ写はロールシャッハで目を隠された鈴木京香の顔なのね。顔以上に鼻にかかった色っぽい声が堪らない女優さん♪
その上、今作では眼鏡をかけた大学教授の助手というインテリ系女子を好演。メガネをかけると特徴的な鼻に目がいかないので良いよ、イイ(眼鏡女子が好きなだけ)!複雑な家庭環境で何やら影のある役どころで、ブラウスをビリッっとされる( ゚Д゚)サービスショットも。
映像の色味と法則性のないバラバラのカット割り、音響も終始不安を誘う。オープニングのブツ切りカットの現場検証シーンが格好良かった。
題名通りのテーマ。
「心身喪失者の行為はこれを罰しない。心身耗弱者の行為はその刑を減刑する」という法律はアリなのか?
今でも猟奇殺人が起きる度に行われる精神鑑定。あれの是非についての話でもある。鑑定は究極のところ鑑定人の主観でしかないのに、そんなもんで罪を免れさせていいのか!てことね。
精神科医のセンセイがみたら憤慨するやろけど。

基地外を演じるのが若さの残る堤真一。
法律に復讐するために恋人も戸籍も犠牲にする原動力、やはり幼少期のトラウマって想像以上に大きな影響を及ぼすものなのね。
ヤバそうな吉田日出子とデキるのかヘボなのか鈴木京香に惚れてんのか興味ないのか全然わからん杉浦直樹も出色。刑事役の岸部一徳といい、よう考えたら普通の人全然おれへん映画やわコレ。

ロケ地では確認出来なかったが海沿いの新潟って設定もあった。
MisaTakagi

MisaTakagiの感想・評価

3.4
精神鑑定によって刑法39条(精神障害者は罪に問われない又は減刑される法律)が適用されるかどうかというテーマの映画。

人を殺める行為は同じだけれど心神喪失していた場合責任能力を持てないのか、主人公は過去に被害者家族として疑問を持ち続け結果殺人を犯してしまい心神喪失を装うけれど、パズルがはまっていくかのように鈴木京香演じる精神鑑定士がその演技と心の複雑な心情を解いていくのが面白かった。
simon

simonの感想・評価

4.0
話は面白んだけどテーマが39条なら妹を殺したのは16歳以上の人間でよかったのでは
物語の事件当時16歳以上の人間にしか刑事罰は問えないわけで。
後樹木希林演じる弁護士があまりにステレオタイプで監督はいわゆる「人権派弁護士」みたいなのが嫌いなんだなと思いました。
torakage

torakageの感想・評価

3.8
犯行時心神喪失の場合は罪に問わないという刑法第三十九条をめぐる裁判。
地味だが見ごたえあり。最初に弁護士が接見した時の顔が怖いョ!
約20年前の堤真一は松坂桃李によく似ていた。
脇役が裁判長含めてみなクセモノ。ラストの”はだか”カットはちょっぴり”あちら”に行ったところか?
しかし鑑定人によってこうも変わる鑑定って意味があるのだろうか。
ギャス

ギャスの感想・評価

3.3
実はセンセーショナルなもう一捻りが欲しかったが、39条へのフォーカスが甘くなるのでこれはこれでいいのだと思う。
予想以上に面白かった。
感情を失ったような淡々とした鈴木京香が良かった。
たた、ご飯粒のシーンは要らないな。
eno

enoの感想・評価

3.0
最後、法廷を去る堤真一の顔になんとなく他の何かで観覚えある気がしたのは「容疑者Xの献身」だったのかな

何本か観たところで思ったのだけど、森田芳光監督の映画に出て来る人達は「私が主役」って顔してる気がしてちょっと面白い
minekiti

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1.6
暗い、長い、つまらない。

精神が壊れていても人殺しは死刑でいいはず。
殺され損なんてありえない。
映画の雰囲気も
主人公の女性もとっても暗いけど
最後カッコよかった。
「39」とは刑法39条(精神障害者の罪を減ずることを趣旨とした条文)のこと。

ある若夫婦が殺害される。逮捕された男(堤真一)には、精神鑑定の必要があるということで、精神科医(杉浦直樹)とその助手(鈴木京香)が呼ばれる。鈴木京香は地味役ながらものすごく色っぽい。

邦画の良いところと悪いところが出ている。

聞き取れないボソボソ声で喋れば、アートっぽいみたいな、邦画の悪い風潮やめたほうがいいよ。岸部一徳と江守徹はさすがにうまいけど。

物語上あまり関係ない脇役(杉浦直樹とか、鈴木京香のお母さんの吉田日出子)まで、変なキャラ立ちしていて、見づらくてしようがなかった。

森田監督の尖った演出(望遠で顔の一部や景色をクローズアップしたような絵面がえんえんと続く)も、冒頭こそ引き込まれたものの、だんだんと見ているのが苦痛になってくる。

後半の裁判シーンでは、小劇団演劇みたいなのを、手持ちブレブレカメラでえんえんと見せられ閉口。
はね

はねの感想・評価

4.0
暗くて長い映画です。難しい題材で、重いです。。。

ただ、刑法第39条という難しい問題を本当に考えながら撮られているなーと思いました。

堤真一や鈴木京香、樹木希林など、とにかく俳優・女優ともに演技が素晴らしい👏

人を殺めても、精神が病んでいたら……多重人格者なら……罰をうけない、刑が軽い。これが被害者側ならどう受け止めるのだろうか。愛する人を殺されても、犯人がバツを受けずにのうのうと世の中へ幸せに生きている、それは私なら我慢出来るのだろうか、、、、、。
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