犬

セーラー服と機関銃の犬のレビュー・感想・評価

セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)
-
ブリッジをした状態で登場する薬師丸ひろ子の顔にセーラー服のリボンが重なっている。普通なら顔が見えるようにと撮り直しをされそうだが、そのまま使われている時点でこの映画は角川ではなく相米慎二のものだということがよく分かる。クレーン車でコンクリに何度も浸かされる時代性。敵地に入ってから仮面ライダー的な様相。数秒だけど繁華街を歩く薬師丸ひろ子のショットが良い。余談だが、前田弘ニのリメイクは浜辺美波で撮るべきだったのでは。
犬