【第49回アカデミー賞 外国語映画賞受賞】
『セブン・イヤーズ・イン・チベット』ジャン=ジャック・アノー監督のデビュー作。コートジボワール代表としてアカデミー外国語映画賞に選出、受賞を果たした。
??なぜこんなものがアカデミー賞獲ってしまったのか謎すぎる。アノー作品はこれが初めてだが、作風は分かった。だがそあまりにも物語がなさすぎる。
第一次大戦のフランス入植者たちを描いた戦争コメディだが、しっかり観たはずなのに内容をほぼ覚えていない。全編「なにこれ…これから何か起こるの…?」と困惑していたらいつの間にか終わっていた。
入植者たち視点の楽観的な愛国心、英雄主義を茶化した作品ということだが、とにかく中身がないのでそのメッセージも全く伝わってこない。
他のレビュアーの方もどこかに書いていたが、この時期のアカデミー外国語映画賞はかなり迷走しているイメージ。これフランス資本入っているから獲れただけでは?これまでみたアカデミー外国語映画賞の作品の中でも圧倒的なつまらなさ。