地球の平和を守るためにやってきた善き宇宙人の話。
だが、ちょっと待て。
のんびり見ていたのにいきなり宇宙船の前での演説シーンで何かが引っかかる。
巻き戻して再度、みる。
これ、アメリカが日本に原爆を落としたことの言い訳じゃないか?
映画の公開は原爆を落としてから6年。
映画の途中、わざわざ「原子力」というワードも使っている。
「宇宙船で各惑星を巡回して平和を維持する」世界の警察と言われたアメリカですからね。
「暴力の兆候を見れば自動で攻撃を発動」攻撃は先に暴力の兆候があったからだ、と。
「発動させた報いはあまりにも恐ろしい」誤魔化しようがない事実ですね。
「結果、平和を得た」ほら来た。
「武器や軍を持たず侵略や戦争から解放され」原爆落として降伏させて軍を取り上げましたもんね。
「完璧に至ったとは言わない」ほらまたそれだ。
「だが我々の制度は機能している」アメリカが正義ですもんね。
モヤモヤ…
The end が出たときには
はぁ????って変な声が出ましたよ。
結局
テメエら仲良くしろよ!
仲良くしないとぶっコロすぞ!
焦土と化してもいいのかワレ!
テメエらは原爆使うなよ!
俺は世界の警察だから使ったけどな!
俺が作った平和万歳!
ってことですか?
モヤモヤ…
考えすぎ?
モヤモヤ…