このレビューはネタバレを含みます
極道の夫を持つ姉妹、『アズミ』と『チヒロ』は、自分の夫の、敵を打つため、争う物語。やはり、極道の妻には、極道の妻の、仁義がある。ちょっと、面白いのは、『アズミ』は、夫である、『センノザキ組』の、組長、一筋であったが、組長以外の男と、浮気という、火遊びをして、その人のことも、愛するようになる。その浮気相手は、殺し屋で、『アズミ』の夫である、組長を、殺したという、複雑な状態だが、組長も、殺し屋も、『アズミ』のことを、本気で、愛したことだけは、間違いない。極道とは、社会のハグレ者で、裏社会に、属するし、作中でも、世間からは、冷たい目で、見られるが、この人の心を大事にする、仁義があるから、こういう作品は、しっかり見れる。極道から、仁義を取ったら、おしまいだ。この作中の、時代では、仁義よりも、ビジネスよりになって来てるが、ビジネスになったら、ブラック企業と、変わらなくなるだろう。ブラック企業化した、極道映画など、誰が見たいだろうか？
