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爛(ただれ)のoのレビュー・感想・評価

爛(ただれ)(1962年製作の映画)
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結婚してる田宮二郎が若尾文子と不倫していて……とベタな昼ドラみたいな展開なのだけど、結婚してる不倫相手を持った人の心理描写は今でも変わらない気がする。
決して相手方の結婚生活を壊したいわけではないけど、今の不倫関係を続けることにも未来を感じられなくてがんじがらめになるのが普遍的な不倫の悩みなんだと思う。
女好きのズルい男に田宮二郎がピッタリで、不倫相手から妻となる悩める女は若尾さんもまたよく似合います。
出てくる人誰もが図々しくて、そんな姿が今見ると新鮮かと(倫理観はえげつないけれど)。
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