ピナコ

無法松の一生のピナコのレビュー・感想・評価

無法松の一生(1943年製作の映画)
4.0
三船敏郎版
『無法松の一生』観てきました。
好きな映画なんです。

すでにレビュー済みですが
その時の鑑賞はDVDで画質も悪かったと思います。
今回は綺麗な画質と劇場で観れて良かったと思います。
東宝映画作品
カラー作品

"午前十時の映画祭12"
毎回ラインナップを楽しみにして観に行ってる映画祭です
いつもはもう少し本数を観ていたのですが
今回はこの映画のみの鑑賞で終わりとなってしまいました。

そしてもう4月からの映画祭13のラインナップのペラが出ていたんです。


なんと❗️‼️
ラインナップの中に『エクソシスト ディレクターカット版』がありました。

ヤダ‼️
観ろ❗️ってこと???

無理
絶対無理‼️
放映までに考えてみようかと思うが
でもこれは無理‼️


鑑賞前に知ったのでなんやらドキドキしながらの鑑賞になりましたが、始まればすぐに映画に入っていました。

やっぱり無法松はいいな〰️🎵
この作品だけで満足したのですが、かなりのカットされてしまったにも関わらず名作といわれてるオリジナルが気になりだし
既にこの作品の前の期間で放映は終わってしまっているので…残念だな〰️って思っていたら

YouTubeにありました😊
そして本日鑑賞。

画質は悪いですが
やはり良い映画でした。
でも
明治の時代ならなおさら
未亡人宅に出入りしていれば噂にもなるだろうし
これ程ぼんぼんが成長しるまで吉岡宅との関係は続くはずがないなんて思うのです。

奥様も松五郎の気持ちを気づかなかったとは思えないし
余りに頼りすぎですよね

身分違いを弁えているし吉岡の旦那さんを男として尊敬と惚れていたからこそ
松五郎には抑制がきいていて立派な男だったと思う。

義理と人情に厚く曲がったことが嫌いそして無鉄砲。
だからこその松五郎の切なさ悲しさがわかり、愛した人の為に尽くした松五郎の一生は幸せだったのかもしれないと思ったり。


1943年作品
大映映画作品
モノクロ映画
続けて観たので私なりに気づいたカットされた何箇所かはコメント欄にいれます。
なくても充分描きたいことは分かりました
でも監督は悔しかったのでしょうね
台詞などもほとんど同じに感じます
セルフリメイク作品で賞をとったんですもん。
良かったですね😊
私はその三船敏郎の作品の方
が好きです。
三船作品に出ていた宿屋のおばちゃんがまたいいね👍️

主人公の松五郎役の方は田村正和さんのお父様
阪東妻三郎
当時人気の俳優さん
私はこの方の『雄呂血』を観たことがあります。
それはモノクロ、サイレント映画でした。
レビュー済み。

そして気になるのは着物
奥様の半衿を大きく出した着方や仕立ての良い着物や羽織
近所のおかみさん達はどうみても木綿や絣着物かな~👘。
サザエさんのわかめちゃんみたいな髪型の女の子いました笑
ピナコ

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