無法松の一生の作品情報・感想・評価

『無法松の一生』に投稿された感想・評価

利基
-

みうらじゅんが理想としたいと言っていた「自分に不真面目、他人に真面目に生きる」ってこういうことかと。

花火のシーンをみて思ったのが昔の花火は原色ベースでシンプルなのがすごく好き。
偶像化された昔の…

>>続きを読む

古の白黒映画をAIカラー化してYouTubeにあげてる不届き者がいたのでけしからん!とウヒウヒ観てみた。とにかく寅さんの元ネタ。三船・高峰版は観てたけどこれは観るチャンスなかった。なんといっても宮川…

>>続きを読む
Laura
3.5
軟派の誹りを受けるかも知れんが心が弱ってるときに観たら普通に泣きそう。川島雄三の「わが町」然り、こういうハートフル下町親父の一代記にどうしたって涙腺が刺激されてしまうお年頃。
4.0
途中、サイレントのシーンがある。
行脚中ボンを見つけた松がお客様を暫くほっぽり出してお客がカンカンに怒るやつ。
地団駄踏んでたけどまるで何事も無かったかのように人力車は進む。
3.0

実写版両津勘吉みたいやな笑

話あんまり面白くないな
と思って見てたら
あの少年と母親と
心通わせていく場面からは
少しずつ面白くなる

三船敏郎版の方がずっと好きだけど
車輪の回る場面の
叙情豊か…

>>続きを読む
cuumma
4.5

この「無法松の一生」は何度も映画化されていますが、大好きです。
今作は阪東妻三郎主演

見返りを求めない愛情、クヨクヨせず気っ風の良い性格…そう簡単には出来ることではありません。
貧しいながらも車夫…

>>続きを読む
本作の数多いリメイクも観ているが、本作を超えるものはない。稲垣自身もリメイクしているが、オリジナル版を超えていない。人力車の車輪の回転を取っても、暗喩が込められている。宮川の撮影が素晴らしい。
324
4.2
車輪の回転、記憶と光陰の走る灯り。簡潔に時間経過を示す鮮やかさ。道に舞う桜。凧糸解き、喧嘩教える睦まじさ。やっぱり宮川一夫さんは凄いです。

少年時代を取り戻すように子供と遊び、寡婦とプラトニックな愛を育み、天に昇るように消えた車夫の生涯。戦時中の作品ゆえかプロットが何枚か吹っ飛んでる気もする。それでも亡き父を想い酒を断ち‥‥そのあとなん…

>>続きを読む
目
4.0

無法ってつくからどんな無法者が出てくるんかと思ったらあったかい話で泣いた
ぼんぼんの父が死んだところとか、成長していくところとか、無法松が死ぬところとか、過程を描かずにざっくり表されてて伝わるのが面…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事