無法松の一生の作品情報・感想・評価

『無法松の一生』に投稿された感想・評価

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4.2
車輪の回転、記憶と光陰の走る灯り。簡潔に時間経過を示す鮮やかさ。道に舞う桜。凧糸解き、喧嘩教える睦まじさ。やっぱり宮川一夫さんは凄いです。

少年時代を取り戻すように子供と遊び、寡婦とプラトニックな愛を育み、天に昇るように消えた車夫の生涯。戦時中の作品ゆえかプロットが何枚か吹っ飛んでる気もする。それでも亡き父を想い酒を断ち‥‥そのあとなん…

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目
4.0

無法ってつくからどんな無法者が出てくるんかと思ったらあったかい話で泣いた
ぼんぼんの父が死んだところとか、成長していくところとか、無法松が死ぬところとか、過程を描かずにざっくり表されてて伝わるのが面…

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【これが本当の祇園太鼓じゃ❗️
よく聴いちょけ❗️】🪘🎶

「今度は暴れ打ちだ〜‼️」
 
楽しそうに太鼓を叩く松ちゃんに
顔がゆるむ

♫小倉生まれで〜玄海育ち

歌は聞き覚えがあるけど
小倉祇園…

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4.0

阪妻の無法松がやはり一番有名ですが検閲で削除され、それだけじゃイミフなカットがある。
それを三船のリメイク版では全部見せてくれてます。
「泣いたのは一度きり」や「心臓麻痺」とかの伏線が回収されます。…

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太鼓からの走馬灯モンタージュに震えた
両津勘吉って松五郎モデルなのかな

福岡県北九州市(旧小倉市)が舞台の小説を映画化したもの。

私は地元小倉っ子です。
「黒崎」「若松」「境町」「久留米」
知ってる地名が沢山🤭

ありがたいことに小倉の映画館で修復版を観る機会に恵まれ…

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戦中期の映画のためかなり脚本時点で削られてるうえ当時の政府とGHQの2回の検閲を受け10分単位の削除シーンがある。そのため全体的に決定的なシーンがほぼないまま急ぎ足で展開していき後から描かれなかった…

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yoshi
3.7
政府によって検閲された部分があるとは言え面白かった。
園井恵子さん、もし生きていたらどんな名優になっていたんだろうと思うと原爆が憎い。
伊丹万作っぽさがふんだんに残されてる仕上がりはよいと思うけどそれ以上にずっと白塗りしてきた活劇の一枚目がモダンでおもろい顔してたっていうのが本当に発見だった。

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