無法松の一生の作品情報・感想・評価

『無法松の一生』に投稿された感想・評価

富島松五郎🟰坂東妻三郎、吉岡敏雄🟰長門裕之の域に達した完璧な無法松の一生。不幸にも内務省とGHQの検閲を受けながら、惜しまれて夭折した伊丹万作の魂を受け継いだ稲垣浩監督の、年老いた人力車引一筋の無法…

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似太郎

似太郎の感想・評価

4.8

【萌えキャラとしての松五郎】

バンツマちゃんの活き活きとした漢っぷりが爽快な稲垣浩監督&伊丹万作脚本による名作。人力車でスーイスイ。🏃‍♂️💨

子役の長門裕之(当時は沢村アキヲ)も可愛く、恩義&…

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Shimazaaki

Shimazaakiの感想・評価

4.1

1943年verのデジタル修復版。三船敏郎verの方も観たくなった。
脚本もカット割も、血が沸いちゃった。

「カメラマンの宮川一夫は、カメラからフィルムを取り出さずに「撮影→巻き戻し→再撮影……」…

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このレビューはネタバレを含みます

昨日テレビで観て1日たっても印象に残っていますが、印象は映画を観ている間とはまた違うものです。時間的なものも上映時間とはまったく違うものになるし、思い出とか記憶に近くなります。
一番映画の中で盛り上…

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日野氏

日野氏の感想・評価

4.5

無法松の一途な奉公人生が愛おしい名作映画。戦中に作られたせいか、穏やかな日常にふっと現れる命の儚さの表現が印象的だった。
何より素晴らしいのは撮影監督・宮川一夫のカメラ。時の流れや無常感をあらわす車…

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falcon16

falcon16の感想・評価

5.0

本当に戦前の作品なのか…
1943年に作られたこの作品は気持ちの良いほどに人情に溢れた作品となっており、全くもって毒を感じない

実際のところ、内務省、戦後にはGHQの検閲が入り、10分以上のカット…

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み

みの感想・評価

3.9

一見無法者な松五郎の不器用な優しさが良かった
最後の車輪の回転とともに松五郎の一生を走馬灯の如く振り返るシーンが心にくる
戦時中に撮られた映画なのに構図が練られてて面白い
あと園井恵子がすごく綺麗だ…

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午前十時の映画祭12
普通では観る事が出来ないであろう作品を劇場で観れて貴重な体験でした。
戦争の影響で紆余曲折あり完全版てはないが阪東妻三郎の演技がとても良かった。
wildcats

wildcatsの感想・評価

3.9

無法松は英語ではoutlaw matsu
そのアウトローな男の周囲で起こる日常を描いた作品。未亡人に恋する松五郎と松五郎を父親のように慕うその未亡人の息子とのやりとりが微笑ましい。この少年が長門裕之…

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初珠

初珠の感想・評価

3.3
古い作品だが、胸を打つ。無人の仕事場、人力車。純心な松五郎の人生の終着点。
検閲でカットされたのは本当に惜しいが、逆に観る側の想像力が掻き立てられる部分もある。
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