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泣きしずむ女のmikuのレビュー・感想・評価

泣きしずむ女(1978年製作の映画)
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歪んだ生活を自ら作り上げたくせに飄々として、しまいには平和がほしいだなんて宣う男が一番狂っていると思ったが、これを監督自身が演じているのには笑った。精神状態が浮き沈みながら常にさかってる女も怖い。ドミニクラファンの精神が狂わないか心配になるほどの演技だけど、彼女は実態もなかなかな生き方だったらしいですね。ドワイヨンの洒落た家には嫉妬しちゃう。愛人ことアイデポリトフのこと、34歳だって言ったら妻に狂ってるって思われそうで、32歳だって答えた話、全然笑えなかった。つらい。めちゃくちゃに映画を浴びたぞ、という気持ちになった。
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