傷痕アイランド

ジェイコブス・ラダーの傷痕アイランドのレビュー・感想・評価

ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)
4.0
ベトナム帰還兵の主人公が戦争の悪夢にうなされ次第に現実でも不穏な事が起き始める

悪夢の描写がものすごく怖い
現実でもおかしなことが起きるけれど、さすがにこれは幻覚だよな?!と、これくらいは起こるかもしれない…の境目が微妙で何が現実で何が幻かわからなくなる
恐ろしい出来事も怖いけれど自分の足元があやふやになるのが一番怖いよな…
終わり方が静かなのが怖くて悲しい

初めて鑑賞したのはカナザワ映画祭で、夜行バスでほぼ眠れず会場に着き朝ご飯も食べずに爆音上映だったので本当に悪夢の中にいるようだった
今回は快適な家でくつろいで鑑賞したけれどやっぱり怖い
そして悲しい