世界初全編トーキーのミュージカル作品とのこと。今まで無声映画を見てきた人たちにとっての感動は凄まじいものだったんだろうと思います。
1920年代の芸術/音楽に一切の知識がない状態でこの映画内のダンスや歌を評価するのは野暮だと思うけれど、現代のミュージカル映画レベルの高さを再認識。
ストーリーがありきたりだとか、この時代の価値観がよくわからないというレビューも多くあるようだけど、個人的には嫌いではない。ちょっと悲しい姉妹愛のお話。エディのキャラクターはどうかと思うけど。
この時代、家族間・親しい間柄でのキスはプラトニックな意味合いならば受け入れられるものだったようで、ストーリーよりもそちらに価値観の変化を感じた。
(今の時代も親が子どもにすることはあるか…毎度議論を呼んではいるけど)
第2回アカデミー賞 作品賞受賞作品