AI物映画を幾つか見たのでその流れで見たけど、映画というにはちょっと物足りない作品だった。もともとの短編オムニバスをくっつけて、映画の尺におさめたもののようで、まあ、短編アニメとしてはそこそこ面白い。ただ、続編を作るつもりで散りばめられた伏線が放置されていたり、一番重要なエピソードがエンディングロールのみで語られたり、かなり消化不良感が…。
ロボットと人間が区別されないお店で、誰がロボットで人間かわからないという発想は面白い。ただ、語られるエピソードは想像の域を出るものはなく、目新しさはなかった。最後のエピローグがちゃんと本編内に組み込まれてたら、もっと面白かったのかもしれないので残念。