このレビューはネタバレを含みます
言葉を選ばず言うなら、ジャンクフードみたいな映画だった。
ストーリーは起承転結がわかりやすく面白いと思うし、カメラのカット(特にラストのレオンが撃たれるシーン)はハッとさせられることが多かった。
ただ全体的には旧来的なジェンダー観を再生産してるにすぎないと感じた。
「女の子」は自分の役割を果たすには「男」の力を必要とする、、というか必要としたところで力不足だと役割を男に取られ、「女の子」は可愛いだけで何もできない存在として描かれる。エンディング間際、マチルダはケアされる場所(学校)へ行き男(レオン)をケアする、、、
嗚呼、、見た目や味は良いのに確実に体(社会)に悪影響を与える、、なんとジャンクフードなことか、、、