この映画の凄いところは針の穴を通すかの様な、倫理観の抜け穴をすり抜け、1本の映画としたこと。
一言で「ロリコンの映画やん!」で片付けられてしまう話を、レオンの精神年齢が幼いことや、マチルダの大人びた感じ、プラトニックな関係性と批判が回避できる要素を盛り込んだことですね。
特にレオンが少年のように幼く純粋である点は、おっさんの視聴者だけでなく、当時小学生だった自分にもレオンの気持ちが理解出来る上、男性視聴者の幅を広げる事に成功しています。
とにかく渋いジョンレノ!
可愛いすぎる萌え萌えなナタリーポートマン(後のベーダーの母であり黒いハクチョウとなるもの…)
狂気の演技力を見せるゲイリーオールドマン!
脇を固める俳優さん達が、優秀すぎますよ!!
エロゲーとか薄い本のの様な内容を文学的な人間ドラマにする教材としての見方ができます。
マチルダ…幸せになれよ!!