このレビューはネタバレを含みます
メチャメチャ良かった。
レオン(ジャン・レノ)とマチルダ(ナタリー・ポートマン)の関係性がすごく良かった。
家族を殺されたけど、運良く生き延びたマチルダが唯一頼れる人物がレオンだった。
最初はめんどくさそうにマチルダを扱っていたレオンもいつしかマチルダに心を開くようになっていて、マチルダもまたレオンに心を開いていくようになる。
窮地に追い込まれ、先にマチルダを逃がそうとするレオンだったが、マチルダはそれを拒否。
「後で必ず行くから」と説得し、渋々承諾したマチルダは先に行く。このシーンが一番泣ける。泣けるというよりも、勝手に涙が溢れて止まらなくなる。
最終的にはレオンは死に、マチルダはまた一人になり孤児院に行くことになるが、独りではなかった。
レオンがいつも側に置いていた植物と一緒だから。
最後、孤児院の庭にその植物を植えている姿がすごく心に残っている。