フリーター女子高生

レオン 完全版のフリーター女子高生のレビュー・感想・評価

レオン 完全版(1994年製作の映画)
5.0
こんな時期だからこそ名作を。

今まで見よう見ようと思いながら、なぜか後回しにして来た作品。大方力いれて観ないといけないという勝手な思い込みで後回しにしてたのだろう。
この度、外出自粛命令を受けて、晴れて鑑賞。

結論。一秒、一秒がカッコいい。
なにをしても様になる。
レオンもマチルダも悪役のスタンフィールドさえも。

マチルダは12歳。漂う色気が12歳ではない。この表現が正しいか分からないが、完全に女の顔。
対するレオンは作中、年齢は明かされてなかったが、当時のジャン・レノの年齢から考えると、45歳くらいか。困った顔がかなり幼く見えたのは、ジャン・レノという偉大な役者の役作りであり私の見間違えではないだろう。
ハイヒールを履いて更に背伸びしたマチルダにレオンが同じ目線まで腰を落として話してるかのようだった。

アクションがかなり多いのに、見入ってしまうのはマチルダとレオンの会話であり、作中の「私が欲しいのは、愛か死よ」はあまりにも有名。