フリーター女子高生さんの映画レビュー・感想・評価

フリーター女子高生

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イノセンス(2004年製作の映画)

3.0

面白いんやけど、スタンドアローンコンプレックスのゴーストが邪魔してくるだよな。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

痛みだけがリアル。
どん底だけがリアル。

ストーリーも多少無理があるものの着地まできれいに描けてて魅入ってしまった。

ブラピがカッコよすぎる。
次の髪型ブラピみたいにしたい。
昔、ハヌマーンってバ
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.7

半沢3期を見ているせいか、及川光博、香川照之、北大路欣也らが
出てくると笑ってしまう。全員微妙にキャラ被りしているのも面白い。
さらっと東京中央銀行の名前が出てくるところがまたいい。

内容は半沢よろ
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来る(2018年製作の映画)

5.0

日本、そして人間の嫌な部分を詰め込んだ傑作。

作品のテンポ、キャラ、カメラワーク全てがかっこいい。
ホラー映画ではあるが、それよりも人間に惹かれるストーリーだ。
正直ホラー部分は二の次。少し驚かせる
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新聞記者(2019年製作の映画)

2.0

映画として面白くない。

松坂桃李の思い詰めた涙と焦燥は流石といった感じだが、
それ以外は「そうですか」といった感じしかしない。

個人的に、本作の質の悪さは中途半端にリアルとフィクションを織り交ぜた
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透明人間(2019年製作の映画)

4.5

付き合いで、さほど期待せずに観に行ったら……めっちゃ面白いやん!

最新の技術がどうたらこうたらの透明人間ではなく、カメラワークと音の古典的な恐怖を煽る演出。ドアを開く音でさえ単純にビビる。静寂の中耳
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.5

公開されたのが1983年であるからこその「公開禁止作品」だろう。その後に発売された数々のグロテスク映画と比べてもその辺りの描写は弱い。

ただ、作品そのものは非常に優れた作品だった。
まずはカメラワー
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

5.0

カーチェイス、埼玉県警機動隊vs衛兵、
、幾千もの歯車、本編と関係ないところが動く動く動く。目まぐるしい動きの中でもルパンは、無駄に無駄な動きなく物語を駆け巡る。
クラリスの住む北の棟へのジャンプは映
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

ソープ嬢見習いとボーイの恋物語。
とっても感動しました!
映画はテレビじゃなくて映画館で見るべきと改めて思いました。

宮崎駿の化け物作品。
ワンシーンワンシーンに人々の血と涙が詰まってるんだろうなと
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

5.0

本当に今見るべき映画。
この映像の細部の豪華さから感じられる。金をふんだんに使えたバブルの1980年代からこのディストピアみたいな世界は予測できたのだろうか。

オリンピックが中止になり、ネオ東京で落
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

3.5

ディズニーらしいハッピーエンド。
たまに見るとそれなりに幸せな気分になる。クオリティも高いし。


欲を言えば、上映時間の制約上、色々な過程が早すぎてもう少し感情移入ができればよかった。というか、ドラ
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

5.0

松田優作もかっこいいんだけど、やっぱり、高倉健のカッコよさが光る。

88年に撮影して、当初は東京を舞台にする予定が、思いの外近代化が進んでいたので大阪に舞台を移した判断は正しい。
あれが我々やガイジ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.5

新幹線とゾンビを掛け合わせる発想がまず面白い。あえてフィールドを狭くすることで発想の力でゾンビと対峙する。
韓国のアクションは派手で爽快。特にマ・グンソクのパンチが気持ちがいい。

そこそこゾンビ映画
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劇場版SPEC~結~ 漸ノ篇(2013年製作の映画)

2.5

ドラマがあれだけ面白いのに。どうして…どうしてですかね?

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

タイトルクレジットの演出がかっこよすぎる。

ここまでスタイリッシュなのに情けないタイトルクレジットの出し方は他にないのでは?

内容に関しては、映画にあわせて買ったポップコーンがほぼ手付かずのままエ
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らせん(1998年製作の映画)

2.5

途中から渡部篤郎が出てきて、中谷美紀が「あのぉ、わかっちゃったんですけど」と言って事件が解決して、クロニックラブが流れ出すかと思った。

リング(1998年製作の映画)

4.5

Jホラーの最高傑作だと思う。

意味不明なビデオと呪いの主がテレビから出てくる斬新さ。これを1998年当時に映画館で観てたら、トイレに行けなかった。

全体的に音量が小さいのに要所要所で大きくなるなど
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

こんな時期だからこそ名作を。

今まで見よう見ようと思いながら、なぜか後回しにして来た作品。大方力いれて観ないといけないという勝手な思い込みで後回しにしてたのだろう。
この度、外出自粛命令を受けて、晴
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.9

出演者がどちらかというと左翼陣営が多い中、かなり中立、むしろ三島寄りに製作された印象。特に芥はアベマで見た時とはずいぶん違った。作中の「若きサムライのために」内のお茶漬けナショナリズム論に通じる「日本>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

5.0

「アングラ」「サブカルチャー」が持つ取っ掛かりにくさを、我々のイメージするカラフルな「北欧」の芸術性で上塗りした作品。見進めていくと、計算された雑な上塗りで下地が見えるので、誘蛾灯に誘われた人たちの叫>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

「狂気」と「狂喜」がうまくはまった映画は名作だと思う。

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

伏線をきれいに回収して、オチもきれいにつけて非常に良かった。

備忘録

影踏み(2019年製作の映画)

3.1

個人の感想だが、映画内の人物の温度感が違いすぎて、別の作品の出演者を見てるようだった。ロードサイドのゲーセンは行ってみたい。

ソナチネ(1993年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最高傑作。北野武監督作品の中でも「動」と「静」、「生」と「死」、「幻想」と「現実」のメリハリが一番ハッキリしている。内容に関しては上記がすべてだが、北野武作品の特筆すべき点として、まるで花火のようにそ>>続きを読む