さびれ

レオン 完全版のさびれのレビュー・感想・評価

レオン 完全版(1994年製作の映画)
4.8
日本での公開時のキャッチコピーは、「凶暴な純愛」
マチルダのレオンに対しての愛情を表すのにピッタリの良いキャッチコピーだと思います。
映画全体を通して物憂げな雰囲気が漂う本作ですが、全体的に俳優の演技が良い。主役のジャン・レノとナタリー・ポートマンも勿論ですが、特筆すべきはやはりゲイリー・オールドマン演じるスタンスフィールドでしょう。
麻薬取締局の刑事でありながら密売組織と通じているという根っからの悪人の彼ですが、ゲイリー・オールドマンの怪演によりその悪人ぶりに更に拍車がかかっています。挙動一つひとつがなんかもう面白い。

ラストは切なくて数日引きずりました。やはり傑作です。
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