焼きはらす

ウディ・アレンの影と霧の焼きはらすのレビュー・感想・評価

ウディ・アレンの影と霧(1992年製作の映画)
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白黒の方が靄がかった霧は映えるということがよく分かる。
殺人鬼が徘徊する町のある晩の出来事ということくらいしか筋書きはないけれど、姿の見えない恐怖や対抗する側の自警団が仲間割れするという愚かさは、ユダヤ人である監督が持つ記憶の中の第二次世界大戦下の不安がそのまま表現されているのかもしれない。
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