ウディ・アレンの影と霧の作品情報・感想・評価・動画配信

「ウディ・アレンの影と霧」に投稿された感想・評価

白黒の方が靄がかった霧は映えるということがよく分かる。
殺人鬼が徘徊する町のある晩の出来事ということくらいしか筋書きはないけれど、姿の見えない恐怖や対抗する側の自警団が仲間割れするという愚かさは、ユダヤ人である監督が持つ記憶の中の第二次世界大戦下の不安がそのまま表現されているのかもしれない。
連続殺人気が暗躍する街を舞台に、ウディアレン演じる臆病な自警団員と、ミアファロー演じる素人娼婦が事件解決を目論むサスペンス調のコメディ。

これは、、面白い!白黒がよく映えている映画。
モノクロで演出される霧が緊張感や不安をを煽ってて良い感じ。殺人犯の暗躍する架空の街って雰囲気がよく出ていますね。(同じくウディ映画『マンハッタン』は正直カラーにしてくれよ…と思いましたが笑、本作はモノクロが映えますね)

マドンナ、ジョンマルコヴィッチ、キャシーベイツと有名俳優が続々出てくる。ただジョディフォスターが娼婦役で出てきた時は興奮しました。前知識なく見たので、なんか似てるなあと思いきやまさかのまさか笑。本作は『羊たちの沈黙』の2年後でしょうか、後光が眩しい。。(娼婦役は13歳の時に出た『タクシードライバー』ぶりでしょうか)

ー好きなセリフ
「長続きするたった一つの愛情の形は片思いよ」
A family is a death to an artist.「芸術家にとって家庭を持つことは死」
「人には幻想が必要だ。空気が必要なように」
影と霧、どちらも光が当てられてこそだが、観賞後しばらく経って、光を思い浮かべることができないのは彼の手腕である。
いはん

いはんの感想・評価

3.5
わざと白黒映画にしているという点でいうならば、マンハッタンの方が私は好きです。やはり、影やら霧やらは悲観的な気持ちにさせる。

タイミングのいい時に霧って出るもんやななんて観てたけど、そりゃ心情と対応させてるんだよな。そして上で霧と影は悲観的な気持ちにさせるなんて言ったけど、そうさせようとわざと使ってるんだろうな。雰囲気作りを終えてからさていよいよ、いつものウディアレン語り。宗教やら愛やら、性やら哲学やらとね。終わり、なかなか好きです。悲観と思われがちだが、意外とウディアレンって、希望を持ってるのではないのかななんて思ったりもする。

ところで、若かりしころのジョンキューザックめちゃくちゃ行けてるな。病める青年。美しゅうございました。
ウディ・アレンにしては珍しく非ラブコメ映画(それっぽいシーンもありますが)

連続殺人犯に怯える街が舞台であり、霧がかった夜を白黒で描いているのでなんだか幻想的。

サーカス団、売春宿など出てきて上記の様に連続殺人犯の存在もありサスペンス要素もありますが、ウディ・アレンがいつものまんまのキャラなので妙な安心感があります。

ウディ・アレンてマジック好きですよね笑
ラストのマジシャンの言葉が良いです。
雰囲気はある。とにかくウディアレンは自分で演じた方が良いと痛感。今は歳で昔みたく舌が回らなくなってしまったのが残念。
美しい映像に浸れた。
人生には幻影が必要。
そしてそれを信じ込む強度も。
自分の存在すらも信じられないのに。
大変だよ。
すでに世界中の映画関係者に評価されたウディが豪華キャストで描くコメディ。ジョン・マルコビッチ、ミア・ファロー、ジョディ・フォスター、ジョン・キューザックそれにマドンナまで登場する。個人的にはドナルド・プリゼンスの顔が見れたのが嬉しい


ラストの魔術師の台詞がいい

人には幻想が必要だ、空気が必要なように
え

えの感想・評価

3.7
久々のウディアレン元気出た、というか気が抜けた
相変わらずの鬱陶しさでもやっぱり嫌いになれないね
ウディアレンはウディアレンだからいいんだ
またいくつかのことばを私の心に刺していった、
◎ドイツ的表現主義にアレンお得意のドタバタ劇が展開していく感じ。そして主役級のキャスト多数。

◎大昔、タイトルとジャケが気になってレンタルした。その頃はまだウディアレンのこと知らず、思ったよりコメディタッチでちょっと残念だった思い出。
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