序盤ベルイマンの『道化師の夜』っぽくてその後売春宿ではカサヴェテスっぽくて、霧だらけの夜の街はオーソンウェルズっぽい影の演出で、なのに会話のテンポとか人物の可笑しさはちゃんとウディアレン。映画は自由…
>>続きを読むカリガリと思ったらチャップリン、ベルイマン…でもやっぱりウディ。ゴードンウィリスの撮影も相変わらずうっとりしてしまう。話はそんなに深々と考えさせられるものはなかったけど、観てるだけで楽しい。結局霧の…
>>続きを読むかなり不快な不条理劇。
舞台を明言していないが、20年代の出来事と言うだけあって明らかにナチス台頭以前のドイツなんだろうなぁ、と思わされながら観ていた。
(映像的な元ネタの一つに、ドイツ表現主義があ…
ウディ・アレンらしい軽妙洒脱な脚本と、深い陰影のモノクロ撮影とのアンバランスさが面白い。異様に豪華な出演陣だが、アレン作品に出演するのが一つのバロメーターとなっていった時代なのだろうか。演者のレベル…
>>続きを読む立ち込める霧の中を蠢く光と影に喜劇な運動が浮かび上がる
余りに幻想的な霊能者の登場、遂に役立つコショウ
ウディ・アレンの運動、彼だけが成し得た喜劇的運動
こんなような霧に包まれた街での幻想的な一夜を…
ずっと薄暗く、湿度と霧に包まれた状態
全体的にはミステリー調が覆いかぶさる
ストーリーは取り立てて言うこともないくらい
あちらこちらで発生するショート・ショート
プチコメディの積み重ね
そんな…
とりあえず豪華キャスト。ほとんどがちょっとしか出ないので気づかなかった人たちもいた。
霧立ち込める真夜中のちょっとした話。
人が死んでる以上、絞殺魔は実在しているんだろうが終盤急に煙にまかれる。
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