かなしく頬を流るるは何ぞ

ピアノ・レッスンのかなしく頬を流るるは何ぞのネタバレレビュー・内容・結末

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

綺麗な映画。
海と森と美しいドレスと泥と白い肌とピアノというこのミスマッチさが心地良いんだ。

最後ハラハラしたけど許してもらえてよかったね。海に落ちた時はエイダにとって当然の報いなのかもと思ったけど助かって何より。ベインズと生きたいという強い意志によってひとつのピアノと縁を完全に断ち切ったように感じた。あのピアノがエイダを不幸にしていたのでは?(幸せももたらしてくれたけど)
義指のカツカツと鳴る鍵盤に当たる音は二人の愛の証という感じがしてそれもまた良い。
ひどいレッスンの始まりだったけど、あんな風に愛されてみたいな〜〜