Suzukazerin

海を飛ぶ夢のSuzukazerinのレビュー・感想・評価

海を飛ぶ夢(2004年製作の映画)
3.0
尊厳死の権利、死を選ぶ権利などがテーマの、真実のラブストーリーだけあって、少し難しい映画だった。
首から下が麻痺になって動かなかなった事件と、家族が支えていて、生きてほしいと言ってくれる環境の中でそこまで死に執着していることが、あまり共感できない点だとは思った。実際にはもっと過酷なことだと思うし、あまり人に対して意見を言うのは難しいが…

医療倫理で、安楽死、尊厳死、自殺ほう助を習った。
尊厳死は、無駄な延命治療をせず、死ぬことに任せること。
安楽死は、医師や患者の利益のために死なせるか、患者本人が死を許容すること。
自殺ほう助は、自殺したいと思っている人に対して、自殺行為の援助をすること。
日本では、安楽死と自殺ほう助は認められていない。
死ぬ権利は、これから医療が発達していくなかで、向き合わなければいけない問題になっていくと思った。
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