尊厳死がテーマのお話
尊厳死を希望するラモンは若い時の事故で首より下が不随となる全身麻痺の状態に
これは本人しか分からないことだと思うし、もし自分の身近な人が安楽死を望むならその意見を尊重したいとは思うけどやっぱりラモンの周りの人と同様に否定的な言葉しか出てこないと思う
だからラモンの兄が必死に辞めさせる姿が共感できた
またラモンの世話をしていたお義姉さんはラモンのことをちゃんと理解していたのすごかった
そして唯一行動や言動に共感できたかったのがロサ。苦手なタイプだった
尊厳死をテーマにした作品なだけあって全体的に暗く悲しい気持ちになったけど観て良かったとは思う映画でした
またこれが実話に基づいた作品だと最後に知りびっくりした
鑑賞後にモデルとなったラモンについて読んだけどかなり大変な人生だったんだろうなとまた改めて感じた。
最後のラモンのビデオメッセージが印象的だったけど特に（生きることは“権利”のはずでしたが、私には“義務”でした）の言葉がとても響いた
