海を飛ぶ夢のjanjenのネタバレレビュー・内容・結末

実話。
若い頃、海に飛び込み、首の骨を折った
事から四肢麻痺となり寝たきりとなったラモン。
彼の父、兄、その息子、特に兄嫁の献身的な介護で26年以上を過ごしていた。
2年前から誰の罪にもならない尊厳死の計画をたてていたのだった。

だがまずは合法的に尊厳死しようと弁護士の協力も得る事に。その弁護士も不治の病を患っていた事から2人は惹かれ合う。
その一方、TVでラモンの事を知ったシングルマザーのロサもラモンに生きてもらおうと家に通い始め、恋に落ちる。

裁判で尊厳死が認められないとの判決が出ると、彼の思いを理解したロサの元へラモンは行く事に。

非常に重いテーマ。
尊厳死について考えさせられるが、置かれた環境にも左右されるだろうし、答えは出ない。
自分だったら…やはり周りの人生を狂わせたくないのでラモンを支持するかな。