初•溝口作品。
まず驚いたこと。見やすい!
1930年代の日本なんて、常識も言葉遣いも最早(私の知っている)日本ではないはずが、普遍的な題材というのも相まって、情報が入ってくる入ってくる。
「日本映画」の役者さん達は、現代とはちょっと違う見せ方をしている気がして、私はそれがちょっと苦手だったりするのだが、この映画の役者さん達からはソレを感じなかったのも、見やすかった理由の一つかと思う。
引き画が多いので、男性の区別が付けづらかったのは内緒。
溝口さんのお陰で、日本映画ともう少し仲良くなれそうな予感がしている。