祇園の姉妹の作品情報・感想・評価・動画配信

祇園の姉妹1936年製作の映画)

上映日:1936年10月15日

製作国:

上映時間:69分

ジャンル:

3.9

あらすじ

『祇園の姉妹』に投稿された感想・評価

おおきに
トリュフォーやゴダールらに多大な影響を与えた溝口監督作品、初です
1937年キネマ旬報第一位の作品

男と女、そして金
白黒みてるといまの映画と男女観が違いすぎて感覚バグる。そりゃ時代的に…

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4.0

まるで、川魚を素手でつかんだような、会話(ダイアローグ)の鮮度の高さ。つかまえたかと思うと、水しぶきとともに跳ねて、こぼれ落ちるように川へと帰っていく。

ある意味で、溝口健二の本領はこちら側だった…

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基本的に引き気味に撮られていたキャメラがラストで山田五十鈴に寄るところで泣いた。利己主義・自己責任論は人類の永遠テーマなんやろな…

男たちに(シンプル暴力で)解らせられる山田五十鈴にビビる。
3.5
一瞬ぼーっとしたらもうついていけなくなってえぐいもう1回見ます(今度)
ozabon
-
面白い。山田五十鈴が強い。長いワンカットとカメラの移動がすごい。
kyu
-

すごくシンプルな、現在まで綿々と続く社会構造や男女間格差を軽妙ながらも見応え抜群に描いた秀作。京都の風景と会話が最高だった。
katohy
4.1

社会構造の中の人間のバカさ加減を描きつつ、今にも通じる主題。

男を手玉にとる山田五十鈴には勝ち切ってほしかったけど。ラストの語りは今だとちとわかりやすくし過ぎな気がする。

京都の街や建物の中を人…

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ハ
3.0

女性の描き方が云々ということでいえば同年代やそれ以前の他の日本映画だってかなり先進的なことをやっているわけで、その点については特筆すべきところは無いように思えてしまった。

画面構成の美しさは流石と…

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柵越しのシーンがすごすぎる。山田五十鈴のシュミーズ姿美しいし、白がより際立つし、髪飾りも素晴らしい。水辺のキラキラもあまりに綺麗。
し
3.7
 競りという真贋についての賭けごとのような商売が成り立つ構造の中で、芸妓が真を売ることの難しさ、構造がいかに女性を偽りのないモノとして、なきモノとして扱われてきたか。

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