恥ずかしながら初めての溝口健二
意識していなかったわけではないが、なぜだろう。黒澤や小津はそれなりに観ている。自然と避けていたんだろう。日本の三大映画監督の一人。観ると決めたら代表作だけでなく、そ…
姉・梅吉のパトロンだった梅沢と、妹・おもちゃの「パパ」になる呉服屋・工藤の区別がパッと見では付かなかったけど、意図的なんだろうなぁ…
ダメさのベクトルこそ違うけど、どちらともまあ見事なクズエロオヤ…
『祇園の姉妹』
製作年 1936年。製作国 日本。
上映時間 69分。
日本映画界が誇る名匠・溝口健二が、京都・祇園の色街で働く姉妹を主人公に描いた人間ドラマ。昭和初期の京都花柳界を舞台に、過酷な…
大大大大大大傑作。
開巻一発の移動長回しにびっくり仰天する。
どうやら大店が破綻し家財一式が競売にかけられているらしい。旦那が妻子を置いて逃げ出し芸妓の家に転がり込むのだが、若き日の山田五十鈴がシュ…
のっけからフルサワさんの信じられないムーブ。なんだこいつの勝手さと憎めなさは。けっこうなクソ野郎でした。
祇園で貧しさとともに生きる姉妹の芸妓。男に対して対照的なふたりのマインド。
お店が失敗し…
弱弱者が中弱者に蹂躙されるラスト、胸が詰まる。一人の人間に依存する愚かしさよ。
私は友人にパートナーができると本当に悲しい気持ちになる。悋気は微塵もないことを分かって欲しい。悲観主義でもない。ただ、…
芝居のレベルが現代と違う。
この頃から「ぶっちゃけた話」という言語が使われていることが驚き。
男女の色恋絡みの生活の普遍性。
涙を流すことを
「そんな不景気なもん目ぇから出して」
というのが印象…
©松竹 大谷