祇園の姉妹の作品情報・感想・評価・動画配信

祇園の姉妹1936年製作の映画)

上映日:1936年10月15日

製作国:

上映時間:69分

ジャンル:

3.9

あらすじ

『祇園の姉妹』に投稿された感想・評価

Yu

Yuの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

男性優位の社会で、男性に取り入ったり従ったり生き方しかできず、その不利な立場関係からいいようにされる姉妹。

ラストの「なぜ芸妓なんて仕事がこの世にあるのだ」、こんな悲痛な叫びがあるだろうか。


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N

Nの感想・評価

-
溝口健二監督は、黒澤明・小津安二郎と並ぶ日本3大監督だったので多くの作品を鑑賞したい
Saaaaa

Saaaaaの感想・評価

-

あんまり勝ち負けとか言いたくないが、、色恋営業とかの性を売るようことで生計を立てようとすると負けたと思う、だけどその仕事で金を巻き上げることができて気持ちまで注ぎ込まれたら勝ったと思う。
あくまでも…

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槙

槙の感想・評価

4.0
あの最後の一言をあの女優に言わせるための、そこまでの禁欲的なカメラポジション。
2024/04/14
溝口健二作品
当時の京都祇園のリアルを表現している映画なのでしょう
ただ根底にあるものは今も昔も変わってないように思います
妹のおもちゃ役の山田五十鈴さんの演技は素晴らしかった
moeka

moekaの感想・評価

4.2
窃視的な目線がずっと気になってたんだけど、最後に主観的に引き込まれるのが鳥肌だったよ、、あとずっとおじは気持ちわるいよ

客商売の嘘と本当の線引きもできんガチ恋おじは滅びろと思う。
したたかすぎて恨みを買う妹と、誠実すぎて振り回される姉。救いがあるわけではないけど、ただ惨めなわけでもない。不思議と力強さを感じる。
ラス…

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1936年、は?
安全圏から眺めていた観客が、ラストであまりにも唐突にあらわになってしまったものに自分事のように相対させられてしまう
neohetare

neohetareの感想・評価

4.0

「なんで芸妓みたいな商売、この世の中にあんのやろ。こんなもん、間違うたもんや。こんなもん、無かったらええんや」

その通りでしかない。

芸妓は旦那の経済力を当てにする他無いという状況下で、おもちゃ…

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misty

mistyの感想・評価

4.2
溝口健二、すごい。冒頭から引き込まれるカメラワーク。隙がない。カメラの緊張感と共に、物語がビシッと締まる。ラストの台詞にグッときた。すごい。
ゴダールはなぜ溝口健二が好きだったんだろう笑
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