Haruki

潜水服は蝶の夢を見るのHarukiのレビュー・感想・評価

潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)
3.4
身体的な不自由を象徴する潜水服、そして希望を捨てず羽ばたこうとする頭の中を象徴する蝶など、メタファーが多用されながら展開する静謐で情熱的なドラマ。

身体が動かせないのに、記憶や想像力によってここまで深く自分の人生を思えることに胸を打たれる。

ジャン=ドーの目線で撮られたり、広大な風景が映されながらジャン=ドーの言葉が紡がれていったりする演出は見事。
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