きのぴ

憎しみのきのぴのレビュー・感想・評価

憎しみ(1995年製作の映画)
3.8
パリ郊外の不良3人組が、暴動が起こった翌日に1丁の拳銃を拾う。ドキュメンタリーって言われても信じてしまうくらいリアルな日常。死と暴力の気配が辺りに充満した、持続性のない日常。
色々と考えさせられた。特にユベールなんか本当はすごく心優しい青年なのに、この環境から逃れられず非行に走ってしまう。
「大事なのは落下じゃない、着地だ。」まさにこれが彼らの感じ方なんだと思う。生まれた時から落下してるんなら着地で踏ん張るしかないもんなぁ。
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