面白い！
パリ郊外(バンリュー)で暮らす移民たち。
若者の1人が警官の落とした拳銃を拾ってから96分の尺で目まぐるしく物語が展開し目が離せない。
都会も郊外もモノクロで同一視させるおかげで郊外の物騒さを極端に痛々しく感じる。
編集も見事でこれぞ映画って感覚を味わえるのが良い。
配信等でも全然観られないみたいなので、劇場ユーロライブで観られたのは貴重な機会でした。本当に観てよかった。
ヴァンサン・カッセルをはじめとした主要キャラ3人衆がとても魅力的で彼ら若者の動向が気になって仕方ない。上映前のパリ文化の解説が良かったです。
『ポトフ』で主演の若かりしブノワ・マジメルも出演してたりと、キャストもなかなかユニークでした。
これまた機会があれば観たいな。
〈キャスト〉
ヴィンス(ヴァンサン・カッセル)
ユベール(ユベール・クンデ)
サイード(サイード・タグマウイ)
警察署長(フィリップ・ナオン)
※2024年旧作鑑賞19本目
※2024年劇場鑑賞42本目
