ラコちゃんコウちゃん

クレージーモンキー/笑拳のラコちゃんコウちゃんのレビュー・感想・評価

クレージーモンキー/笑拳(1978年製作の映画)
3.0
まぁまぁでしたね。古臭い感じが何となく味があって、懐かしくて良い感じです。
モンキーシリーズを触れ込みがあるようで「スネーキーモンキー蛇拳」に引き続いて観ました。
ストーリーと言い、作品全体の雰囲気と言い「蛇拳」に通じるものはありますね。
「ブンブン」と手足を動かす度に出てくる効果音や相手役のわざとらしいリアクション、一つ一つの動作の度にタメがあるのでゆっくりに見える格闘シーンなど、すべて初期のジャッキー映画の要素ですね。
これを馬鹿馬鹿しいと思うか、味があっていいと思うかですね。僕は後者ですけどね。
ストーリーは、喜怒哀楽に基づいた笑拳を伝授されたシンロンのお話。
お約束の拳法を体得するための修行やラストの戦いが見物ですかね。
蛇になったり、猫になったり、酒を飲んでみたり、いろいろ拳法に取り入れるジャッキーですが、今度は、戦いながら怒ったり、笑ったりしてその感情を利用して戦うというものです。
「なんだそりゃ」って思っちゃいますよね。ちょっとあり得ないです。
けどジャッキー演じるシンロンはお調子者な役柄ですし、後のジャッキー映画に通じるコミカルな雰囲気のある楽しい作品になっています。
また別の「拳」シリーズを観てみることにしましょう。