フランセ洋装店

黒い牡牛のフランセ洋装店のネタバレレビュー・内容・結末

黒い牡牛(1956年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

本作ラストシーン。そうか、サミュエル・フラーの『ホワイト・ドッグ』はここからか!と、思わず仰け反る私。
映画が終わって、座席から退場する時に、同じ回をご覧になられていらっしゃった、人生の先輩が、『60年振りに観たよ』と劇場の従業員さんに語りかけていたのが、とてもとても印象的でした。
一度観た作品をまた相当の年月を経て、再び鑑賞するという行為は、過去の自分自身と向かい合う様でもあり、とても神聖な行為にさえ思えるのでありました。
以上