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ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男のoncochiのレビュー・感想・評価

3.5
私がストーンズを知ったのがいつだったのか?何故かまったく記憶に残っていない。。。
小学5年の時の担任の先生が「ビートルズ」が好きだったけど、ストーンズと言う名前は出てこなかったように思う。
じゃあ、洋楽ファンになった'82の頃に初めて知ったのか?と言われると、その頃にはちゃんと知ってた気もする。
では、一体なんの曲で知ったのか?と言われるとハテ???さっぱり見当も付かない。「サティスファクション」?「ミスユー」?「スタートミーアップ」?
中学生の時のお弁当の時間は、よく音楽がかかってたので、その頃聞いたのかもしれないし、当時ギター部だった男子が歌ってたのかもしれない。
そんなカンジで、いつの間にかストーンズは私の頭の中に存在していたのである。

そんな特にストーンズに詳しい訳でもない私が、昔の彼らを余り知らないまま見た映画がこの『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』
私にとってブライアンと言えば「黒く塗れ」のシタールというイメージが一番強くて「孤独な天才」だと聞いてはいましたが、何故そうなったのか?と言う所はあまり深く描かれていませんでした。
映画の冒頭部分で水死体だし・・・その後は既に英国の田舎に隠棲する「ジャンキー兄ちゃん」だし・・・期待していたミックとキースのそっくりさんは出番少なっ?!
音楽よりもむしろ、当時のミュージシャンの破天荒な生活の方が重点が置かれてました。
ふーん だからアニタちゃんはキースに盗られちゃったんだねぇ。(キース役の彼は可愛かったゾ)
ラストは意外な展開でしたが、熱心なファンの中では公然の秘密なのでしょうか?

21世紀に入り、こんなビッグバンドとして君臨し続けるメンバーを見たら、ブライアンは何を思うんだろうなぁ???
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