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「粘土のお面」より かあちゃんのiwashiのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「地獄」に感動して中川信夫監督作品2作目視聴。

地獄とはうってかわって家族愛?夫婦愛?いや、なんだろ、ハクナマタタ的な。

極貧貧乏長屋

雑巾屋にブリキ屋、こうもり傘の修理
という三軒の並び。

ブリキ屋の家族が話の中心。

この家族がよい。ちょうどよい。

亭主はまるっきりダメってわけでなくそこそこ仕事頑張るんだけど、なーんか上手く行かなくて休み休みの各駅停車。
金が入るわけなし。

かあちゃんも適度に前向きポジティブ。
落ち込むときゃ落ち込むし取り乱すときゃ取り乱すけど、なんだかんだしょうがねぇと家族を引っ張る。
スカッとするねこのかあちゃんは。

2人の子供、長男は幼子でTHE子供。
長女がまた、可愛くてしっかりもの。
かあちゃんを小さくしたような感じでこれまた、子供らしさとのバランスがよいよい。

身投げしようとするかあちゃんをまーちゃんが泣き叫んで止めるシーン。
引っ越しソバをガツガツ食べるシーン。

この2つのシーンでゲラゲラ笑えたのはこの家族がキュートで、絶対大丈夫と思えるからだろう。

笑顔で夜逃げするラストもなぜか悲壮感なく、こういう人生もあるよねって生きることに前向きになれます。

役者さんの演技もすばらしかった。
大満足。






以下、視聴中の感情


中川信夫監督
いいオープニングクレジット
宇津井健と丹波哲郎出るんだ
昭和24年大晦日
まーちゃん、激貧乏
ブリキ屋に、雑巾屋、こうもり傘お直し
とうちゃん帰宅
成果なしで夫婦喧嘩
紙と鉛筆子供にもたせ
はいけい、中略、お金をかしてください
こうもり傘の奥さんガリガリ
まーちゃん、嘘つくなんてやだぁ
金策母娘
美しい女将
お金ゲット
優しさが染み入るね
なんとか年越しじゃ
かあちゃん、上手だねお雑煮
なにはなくても元旦だ
粘土のお面
叩きわってドブにでも捨ててやれ笑
賞とったんだぞっ
見合いで見栄切られてだまされたおゆきさん
都々逸に浪花節
木村先生とだーまるせーず
先生、あたしこんなおいしいお肉食べたことないっ
とうちゃん、いい演技だなあと思う
自転車、どこまでも続く街灯、夜なべ仕事
としえ玉の輿
心から喜ぶかあちゃん
サンキューベリマッチ男
金策拒否まーちゃん
おとう帰宅、おきまりなしっ
しゃーないじゃん、金ないんだし
乱暴だめ!
かあちゃん身投げ笑
泣きわめくまー、修羅場!!!
ひでえ親だけど、おもしろい笑
弁当までもたせてくれる旦那
みんな助けてくれるのは人がらだろう
としえ不穏、こうもり傘の奥さんも…
とうとうだめか
意気地がねえよな、ったく
無縁仏、汽車賃もなし
父と子の行くあてのない歩き旅
先生サヨナラー、サヨナラー
としえは自殺未遂
電気、うまく切ったね♪
給料日もらえずやさぐれ酒飲み帰宅
ひたすら前向きかあちゃん
芋、とってもうまいねっ
自転車とられれー
かあちゃん金借りて帰宅
とうちゃん、甘いのひとついかがですか
借りた先から文無しだよ
引っ越しそば!
見ろ!こどもらのガツガツしてるとこっっ!笑
このガツガツいいシーンだ
どうみても夜逃げ!
今時分リヤカー引っ張ってたらなあ
見つかったってだめでもともとよ
笑顔で夜逃げ
なんの因果でおゆきさんこんな亭主もったかなあときたよ
旦那にバレバレ、見過ごす
夜逃げ仲間…笑
あの曲を歌うおまわり、宇津井健
まーちゃん、夜逃げと知って急げという。しっかりしてんなあ。
払うものは誰だってきちんと払いたいよ
ご懐妊発表
生きるのが大変だなあ
そしてまーちゃん、歌う
やってみっか!
あれ?うちじゃねえのか
ばか!荒川の土手だよ
おゆきさんはまだまだ若いんだよ
みんなでリヤカー押す
もうひとふんばりだっ、それっ
動き出すリヤカー
iwashi

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