iwashiさんの映画レビュー・感想・評価

iwashi

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椿三十郎(1962年製作の映画)

3.6

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喜劇、単純すぎるほど都合のいい展開。
それでいて要所で魅せる、渋さ、オシャレさ。
役者、演出、脚本、美術、総合力の高さ。

謎に存在感あるのは顔のおかげか田中邦衛。

用心棒(1961年製作の映画)

3.5

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三船に惚れて
味のある役者陣が楽しくて
仲代達矢が異質で

三船がらしくない人助けをして筋書きは破綻し、流れは加速し、話は終わっていく。

白ヤギさんと黒ヤギさんの歌みたいにシンプルで、ベタやけど、こ
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学校の怪談(1995年製作の映画)

3.8

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「好きって言えばよかったんだよなあ」

子供が、いや、人が経験すべき感情をすべて与えてくれる映画。

せつない!

私の親はジブリを経験させてくれなかった。

けど、あの夏、叔父が映画館に連れて行って
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GO(2001年製作の映画)

3.5

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電車の儀式からOP、山崎努の右ストレートまで、その初速でしばらくもってく。

窪塚と山本太郎の走り方は楽しい

初めて会った人と流れ星見るなんて、再会した日がホワイト・クリスマスなんて最悪だよな。
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.6

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無駄がないのに余白がある

時を経ても鮮度が失われない

名作ってこういうもの

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

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成田凌みてえな男だなって思ったら成田凌だった

会話が面白い映画は面白い

山田×田中
山田×仲原
仲原×すみれ

会話で関係性が整理されていく
感情がほどける、溢れる。

最後に中島歩出てきて歓喜、
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草の響き(2021年製作の映画)

3.0

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東出昌大が走る

速い。もすこしゆっくり走ってほしい。
あんなペースじゃまた疲れてしまう。

福田村事件(2023年製作の映画)

3.0

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日本人である私は、そうあってほしくないという方向の意識がある。日本人が多民族を虐殺したなんて信じたくない、という。この映画を観るとその意識を自分に強く感じる。そして、現実を考える。フィクションであるか>>続きを読む

あした来る人(1955年製作の映画)

3.5

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タイトルが美しすぎる

「彼らはじぶんが若いころ持っていなかった純粋なものがある。その純粋なもののためにみんな傷ついたり回り道をしている。それでいいのかもしれない。だがやがて彼らは完成された人間として
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奈緒子(2008年製作の映画)

3.0

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スーパー綾野剛

三浦春馬も綾野剛の隣を走ってるときが一番輝いてた

持つべきのはライバル!

CURE キュア(1997年製作の映画)

3.5

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スーパー役所広司

解放されてファミレスの食事を綺麗にたいらげるシーンは爽やかに不気味だった

わたしも解放されたいなあ

殺し屋1(2001年製作の映画)

3.0

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血や臓物てんこもりがここまでいくと、逆にご飯食べながらでも観れる。

カキハラのデザインがかっこいい。
洋服キラキラ。

エンドロール好き。

彼岸のふたり(2022年製作の映画)

3.0

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ハンバーグ弁当600円。安いね、美味しそう。

愛なのに(2021年製作の映画)

3.0

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高校生男子が恋敵を殴って、それでもそいつの血に濡れたハンカチを洗うシーンは笑った。

あれが高校生男子!

中島歩さんの棒読みも大好き

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

3.0

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頭からその記憶、記録は消すことはできない。忘れようと、気にしないようにすればするほど。

自分の過去、相手の過去。

絡まるなら整理してほどくしかない。
完全にほどけないまでも、手がつけられないほど複
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.2

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こんな青春映画が好きで、どういうところが好きかというと。

込み入った長ったらしいセリフがない。
めんどくさい回想やら抽象的なカットがない。
そんなとこ。

あとはSUMIREさん演じる吉川が「櫻の園
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前作うっすら覚えてるくらいでも十分

とにかくアメリカを楽しむだけの、それでいい、能天気な作品。

日本は平和。

飲み屋の紐引っ張ってフゥーてなるやつ意味わからんくて笑える。ビーチ筋肉アメフト面白す
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濡れた赫い糸(2005年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

しげるは優しいなあ

そして人の道を踏み外してるようで踏みとどまっている

優しくても、途中でひとりで逃げたり、投げ出したりしてはだめでね。

オメコ屋も大変よ

さよならみどりちゃん(2004年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

煮えきらない展開、個性的でもない登場人物たち。

都合のいい女がどうしようもなく流されて、だけども想いは積もっていく。

ぼつねんと、不思議な映画だなーと観ていたんだけど、最後の告白に胸を掴まれた。
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前科者(2022年製作の映画)

3.0

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「花束みたいな恋をした」をひきずってしまい、なんども絹の笑顔を思い出してなんとも言えない気分になる日々。

これはいかん!

と、絹のことを忘れるというか、あれは作り話なんですよ~と自分にわからせるた
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

よかったじゃんね、描けるようになって。
心が動くようになって。

ナイスコメディ

黒木華のこと、苦手な女の人多いって聞いたんですが、そうなんですか?
男はなんか好きなんですよね、ああいう落ち着ける、
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何者(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

何者でもない男を演じる佐藤健

あの顔面であんな薄っぺらい男を演じられるのがすごい

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

嫌いだけど最後まで観ちゃった

映画が進むにつれ絹のことを好きになっていった。

麦も、嫌なやつになっていったようで、実際のところ幸せになれる確率が高いのは後半の麦でしょう。(確率とか言ってるからダメ
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.5

小松菜奈!小松菜奈!小松菜奈!小松菜奈!小松菜奈!小松菜奈!小松菜奈!小松菜奈!小松菜奈!小松菜奈!小松菜奈!小松菜奈!小松菜奈!はぁ…小松菜奈…。

8 1/2(1963年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

混沌としつつも明快な終演。絡まれば絡まるほど、ほどくことはし難く。捨て去ることはある意味しやすい。

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

キャストがよかったと思います。
かわいいがいっぱい。
あと、序盤気になったのがアフレコしてるような音声。
あれがなんかレトロなうすぼんやりとした雰囲気を醸し出しててよかったです。

さくら刺されるのニ
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放浪記(1962年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

花のいのちは~の詩は同監督「浮雲」
にもでてくる。

どうしようもなく男に惹かれてしまう女というところは「浮雲」と共通しているけれど、大きく違うのは

「わたしの人生はこれだけじゃないんだぞ」

とい
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アニーよ銃をとれ(1950年製作の映画)

3.9

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ミュージカル映画は楽しいー。

土まみれのアニーが歌い出してから超ハッピーになって自然と体が横に縦に動いてしまいます。

フランクにアニーが惚れたとき
「え?こいつに惚れる?」
と思いましたが、フラン
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

なにかを超越した存在シガー。
人ではない、神か悪魔か。

と、思ってしまうのはベル保安官が語るなんか深そうな話の影響かもしれない。

モスに一撃くらってるし、子供自転車に気を取られて事故りもする。
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セシル・B/ザ・シネマ・ウォーズ(2000年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

監督のただの憂さ晴らし、八つ当たり、子供が駄々こねてるみたいな映画笑。
だからたまらなくカワイイ。

アクション!

地獄の反映画社会集団が落ち目のハリウッドスターハニーを最後のピースに加えて、気に入
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

うーん、いい。

これがかの有名なラストシーン。
どこかでこのラストだけは観ただろうにすっかり忘れていて、どんな結末に落ち着くか観ていたらあのラストが始まる。
序盤から映画のクレーンやら監督やらがフレ
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カサブランカ(1942年製作の映画)

3.3

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僕は池松壮亮がすきです。

カサブランカにおけるハンフリー・ボガートの抑揚のないセリフ回しは池松壮亮にも共通している魅力で、観始めてすぐにハンフリー・ボガート演ずるリックに魅力を感じました。

序盤の
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.0

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チェンソーマンのOP元ネタを観ていこうシリーズ第一回。

ブシェミ大好きブシェミ最高。
ラスト、4つ巴で銃向けあったとき、もしやと思ったが案の定ブシェミ生き残って笑った。

チップについて確固たる主義
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マルチプル・マニアックス(1970年製作の映画)

3.3

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怪物ディヴァインが大暴れする様は爽快。

狂人、異常者、怪物。
そんなディヴァインがラスト、囲まれて銃殺される。
群衆が狂喜し、アメリカを称える歌が流れディヴァインの死に顔が映される。

それを観ると
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トラック野郎 望郷一番星(1976年製作の映画)

3.8

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いやあ笑った。

1作目、御意見無用でシリーズの文法をしっかり勉強させていただいてからのこちらシリーズ3作目、望郷一番星。

前シリーズまでで観客にご好評であったろう流れや演出、決まりごとをしっかりや
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.0

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最低ってなに?

ミシェルの死に様が印象的。
撃たれて、どこへ向かうでもなく通りをふらふらよろめき倒れる。
駆けつけたパトリシアに仏頂面三変化を披露するのがキュートで哀しい。

もう、疲れた。眠りたい
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