Famimarks

花とアリスのFamimarksのレビュー・感想・評価

花とアリス(2004年製作の映画)
4.0
青春。

登場人物たちにとても強く共感、感情移入できる作品

途中胸くそ悪い!とか思うシーンがあっても、「もし自分だったら」と思うと案外似たような行動をとっているのかもしれない。

誰かを好きになったり、笑いあったり、泣いたり、嘘をついたり、時には喧嘩したり。
今思うとこういうのが青春だったんだろうなと、実感のなかった青春を思い出す。

恋煩いが解消した後、約5分にもなるバレエシーンには目を奪われる。
とても美しくて象徴的なシーン

最後
アリスの載った雑誌を買うハナ
それを一緒に笑いあって見る場面は
まさに『雨降って地固まる』といったところでしょうか。


色々ありましたがほっこり、すっきりした気持ちになれる作品でした。
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