久しぶりにみました。
3度目になります。
殺し合うシーンはよく記憶に残っていたのですが、ラストどう終わったのか毎回記憶に残りませんでした。
高見広春による小説を映画化したものです。
改めてみても、この時代(2000年公開)にはとても斬新な設定だったんだと感じます。
意味深な言葉が殺害された直後にピックアップされるシーンなんかは、アニメを映画化したような構成です。
この映画に出演していた多くの俳優さんは今も主役か特殊な役で出てきます。
今みても、主役級の役者になっている方は、ほんの短いシーンだけでも強く印象に残る演技をしているなと感じました。
この映画の監督を務めた深作欣二氏は、この3年後に亡くなっているんですね。
72歳でこの時代にこの映画を残した深作監督は本当に先の時代を見ていたんでしょうね。
さすが「仁義なき戦い」や「蒲田行進曲」を監督したことだけあります。
脚本家は息子の深作 健太氏です。
2人の思いが込められていたんでしょうね。当時まだ27歳です。
この後、息子の健太氏が、父 欣二氏と2003に、オリジナルの脚本で「バトルロワイヤルII」を公開していますが、IIの内容は正直ほとんど記憶にありません。
唯一記憶に残っているのは藤原竜也の「宣戦布告する」というセリフくらいです。
元の小説がどれだけ魅力的だったかが分かります。