今やイニャリトゥとのタッグでおなじみとなった脚本家、ギジェルモ・アリアガ。
最近めっきりイニャリトゥ作品には登場しなくなってしまいましたが…(´;ω;`)
でも、なんか好きなんです!♡
監督作の「あの日欲望の大地で」は勿論…!!
イニャリトゥ監督作品の「バベル」や「21g」、「アモーレスペロス」など、、、
人の過ちや愚かさを描きつつも、
深く、広い心でそれを受容する物語を
群像劇として、描ききるドマラ性。
複雑な時系列やたくさんの物語を同時に描きつつ、
最後に一つにまとめる手腕など、
いつも感心しきりです!!!😍💟
そんなアリアガさんの脚本ということで、前々からチェックしてたこの作品♡
でも、どこに行ってもなくて、、、
こないだアマゾンプライムで新しく配信された作品をチェックしてたら…
あったぁぁぁあーーーー!!!!\(^o^)/✴✴✴✴✴
やるやんけ!!
アマプラさんよ~!!(≧∀≦)♬♬
と、いうわけでッ
さっそく観ちゃいました~😆✌
これ、驚くことに、あの宇宙人でおなじみのトミーリージョーンズさんが
監督、主演してるんですね!☆
トミーリージョーンズって、実はあまり観たことなくて…😅
お茶の間のイメージとか、メンインブラックのイメージでしたが、
なかなか渋~~い役者さんですね!♡
深いシワが哀愁漂ってます…!!
そして、この作品カンヌ映画祭で主演男優賞、脚本賞もとってたんですね!!
トミーリージョーンズとは元々ハンティング仲間で、
一緒にやろう~!
ということになったそうです♬
メキシコとアメリカの国境付近での物語ゆえに、国境警備隊なる人が出てきます!
まだ若い彼は、自意識過剰で
国境を越えようとするものは、女でも容赦なく殴ります!!
あるとき、不法滞在者のメキシコ人である、
メルキアデス・エルトラーダが遺体で発見される。
彼は生前、カウボーイであり、
同じくカウボーイ仲間の親友である
トミーリージョーンズ演じるピートに、
「もしも自分が死んだら、故郷のヒメネスという村に遺体を埋めてくれ」
と約束していた。
ピートは、メルキアデスを撃った人物を無理やり連れ出し、
遺体と共にヒメネスへと向かう、、、
淡々と進む物語は、
大きな抑揚はなく、
それぞれの心情も分かりやすくは描かれてないけど。
これは、なかなか大人な作品でしたね~!!✴✴✴
わたしには、ちょっと早かったかな?笑
哀愁漂うトミーリーや
彼のセフレ(?)みたいなメリッサレオ、
国境警備隊のダンナについてきて
毎日暇そうなジャニュアリージョーンズ、
その警備隊員のバリーペッパーと、
警官のドワイトヨーカム、
そして、ほとんど死んでる役ながら
生前の優しそうな表情が印象的な
フリオセザールフディージョ演じるメルキアデス。
それぞれがみなさんいい味出してます!(*´ω`*)
最後の、予想外な展開にもかかわらず、
あまり衝撃的なオチもない作品なので、
なんだか肩すかし食らった気分だったのですが、
みなさん、ラストの一言に号泣されてるようですね!
わたしは、そこまでじゃなかったので、
きっとまだまだこの作品を深く味わうには経験不足なのかな~?
でも、どちらかというと、男性のほうが響くみたいですね!♡
大人の男の友情を描いた物語。
ギジェルモアリアガは、この作品でも、
人間の孤独さ、愚かさを描きつつも、
それを受け止める、人は変われるということや、
友情の深さを描いていて、
じんわりと心に沁み入る名作です!!
ロードムービーがお好きな方、
男の友情に弱い方には、是非観ていただきたい名作。