Netflix
「ジュディ」を観た勢いで久しぶりに視聴。
1939年大戦前夜ハリウッドのエネルギーが爆発した年だ。
その後様々なミュージカル作品に大きな影響を与えたた歴史的名作
そして当時17歳位、ドロシーはもうちょっと幼い設定となっているが、ジュディ・ガーランドの歌と演技の素晴らしさ。
一方で裏にあったブラックなタレントの取り扱いや環境、「ジュディ」を観て知ったわけだけど、それらを組み合わせてみるとこれまでと違って見える面もあった。不自然なほどの明るさと顔色の良さこれは全部無理に作られたものだったんだなぁって思ってしまった…
セピア色のカンサスの映像とOZの国に行った時のカラフルさとの対比がものすごい。
🧙🏽Scarecrow,🤖Tin Man,🦁Cowardly Lion
のそれぞれが求めるのとその与えられ方は人間に対する深いメッセージも込められている。一見子供向けのエンターテイメントに深い哲学感が入っている優れた作品だ。
それにしても3人の特殊メイクの完璧さは驚くべきものがある色も本当にきれいな色合いでカラー映像映えしている。
またマンチキンとか、今考えるとポリコレじゃないキャラクターたちもガンガン出てきて時代による価値観の変化も強く感じた。
そしてもちろん黒人は出てこない。
🐕🦺クレジットにもTOTO役はTOTOだと出ていて少し笑えた。
いろいろな形で続編やリメイクが試みられたが本作が偉大すぎてなかなか成功してるとは言えない。個人的にはマイケルジャクソンのウィズが一番良いと思う。