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哀愁のmeiのレビュー・感想・評価

哀愁(1940年製作の映画)
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第二次世界大戦序盤の映画。
1940年は映画の倫理規定の真っ只中なので、売春という言葉が使えず、徹底してセリフに出てこない。そのため、みんなめちゃくちゃ察しが良い。勘違いネタができそうなレベル。
おそらく、規定で売春してた女性は幸せなラストを迎えさせてはいけなかったんだろうが、ヴィヴィアン・リーは一旦婚約するものの売春してた過去を隠すことに気がとがめ、婚約破棄してその後自殺する。全部戦争のせいで生きるためにやってたことなのにヴィヴィアン・リーだけ罰を食らったようなラストで胸糞だった。当時は感動のラストだったんだろうか。
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