永遠の名作。77年リバイバル上映初日のテアトル銀座。そろそろエンドタイトルだろうと劇場飛び込んだら感動のラストシーンだった。そのまま2回観た。その後何度か劇場やソフトで。マックィーンの映画では1番すき。頭30分は音楽がないがジェリーゴールドスミスのサントラスコアがとにかく素晴らしい。赤狩りのトランボ脚本。
パピヨンのフランス版メトロサイズのポスターはむかし新宿にあったシネブティック鷹で学生時代に購入して部屋に貼る。以前仕事でマックィーン研究家のマーシャルテリルさんとお会いした時「パピヨン」が1番好きとの事で帰国時に日本版B2ポスターをプレゼントした思い出。ホフマンさんとは「トッツィー」公開時にヤクルトホールでお会いして一緒に写真撮って頂いた思い出。
本国公開50周年！追記：
1973年夏、「007死ぬのは奴らだ！」の主題歌が大ヒットしてる頃のポールマッカートニーとリンダ夫人がホフマンを尋ねてジャマイカロケに現れたとき、撮影中のマックィーンに激怒され追い出されたエピソードがある。
その時、会食中ホフマンがTIMESに掲載されたパブロピカソの記事をポールに見せて曲を作れるか？と。即興で作った「ピカソの遺言」は、パピヨンのアメリカ公開と同じ1973年12月にリリースされたマッカートニー&ウィングスの大ヒットアルバム『バンド・オン・ザ・ラン』に収録されている。アルバムコンセプトは何と！「自由と逃避」！まんまパピヨン。
その後、1975-6年頃にマックィーンとポールが2ショットで撮影されたポラロイドはリンダ夫人の写真集で今でも見ることが出来る。更にその後のマックィーンとポールのあるエピソードはバーバラマックィーンの写真集「ラストマイル」に書いてある。
