パピヨンの作品情報・感想・評価

「パピヨン」に投稿された感想・評価

MiYA

MiYAの感想・評価

2.5
「大脱走」のようなスペクタクルを期待していたので、少々肩透かし。スティーブ・マックイーンとダスティン・ホフマンの友情がベースの話だったんだな。スティーブ・マックイーンの演技は鬼気迫るものがありますが、なんでここまで脱獄に執念を燃やすのかがイマイチ伝わってきらず。ラストも脱獄といより退所だし、なんか煮え切らないなぁ。

較べても仕方ないけど「大脱走」の方が圧倒的に好き。
Iri17

Iri17の感想・評価

4.5
スティーブ・マックィーンの名演で送る脱獄劇。刑務所からの脱獄だけでなく、自らの過去から自由を勝ち取るための葛藤が描かれる。

「お前の罪は殺人じゃない。人生を無駄にしたことだ」マックィーンが死にかけて夢の中で言われた言葉だ。はっとさせられる。

全体的には冗長なのが否めないが、マックィーンとダスティン・ホフマンの演技が本当に素晴らしい。

さすが脚本ダルトン・トランボ。辛い時に観たい一本。
世間で名作と呼ばれているのに自分には全然良いと思えない映画ってのはそこそこあるけど、残念ながらこの作品もその一つ。

自分でも本当に不思議なのだが、スティーブ・マックイーンもダスティン・ホフマンも良い演技してるのに全く惹かれるところが無くて、何度も挑戦してるのにその度に途中で飽きてしまう。

囚人の生活を淡々と描きつつも時折アクションを挿入する展開とか嫌いじゃないはずなのに、この映画に関しては何故か殆ど気持ちが昂らずに怠いと思えてしまう。

こういう男の友情を描いた作品を見ても冷めた目で見てしまうと自分に鬱の兆候があるのではないかと少し我ながら心配になるが、この映画には昔からそんなに好きじゃなかったから単に好みの問題だろう。(最近映像への拘りとかが無い映画への苦手意識が一層強まったからそのせいでもあるのだろうが)
寅さん

寅さんの感想・評価

4.0
囚人服が素晴らしい!
色が薄く、周りとの色彩のコントラストが際立ち存在が消される。

「お前は人間として最悪の罪を犯している。その罪とは、人生を無駄にした事だ。その罪は死に値する。」

「奴を責めないな」と言われ、こう答える。
「責める?俺は神じゃない。」

この映画にはみんなが目指す漢がいる。
信用するに値する漢がここにいる
ザン

ザンの感想・評価

3.7
悲惨な環境からの脱獄を図る暗い作品。尼さんにだまされ逆戻りになった時は長い時間逃げてきたのにやるせない感じがしたなあ。
nicoooooo

nicooooooの感想・評価

3.4
フランス領ギアナの刑務所から脱獄を試みる実話。大脱走の方が好み。ほんでも「誘惑に勝てるかどうかで人間の真価が問われる」って言葉は刺さった。
Clara

Claraの感想・評価

5.0
冤罪で終身刑となった窃盗犯・パピヨンが送られたのは脱走は、ほぼ不可能と思われる流刑処刑地。自由を求め戦い続けた囚人の過酷な半生を描いた実話ベースの物語。

脱獄系の話はざっくり2パターンに分かれると思っていて、1つは必至に静かにコツコツと、もう1つはハリウッドの派手さをまとったトリッキーな逃走劇。
変わり映えしないテーマに思えたけど、これは目が離せなかった。前述の2パターンに割り振るとしたら前者で、役者たちの演技が素晴らしかった。特に死に直面するような、もう限界を超えているようなシーンの演技が。これが実話を基に描かれていると思うと尚のこと鳥肌立つ。
パピヨンの自由、そして生きることに対する執念がすさまじい。精神力がとてつもない。2度の独房生活で、しかも2度目は最初より3年も長いのに、自力では動けなくなった1度目と違い、2度目は動けているってどういうこと!とは思ったけど。笑

言うまでもなく明るい話ではないし、画も美しさのあるものではない。映画にリアルさを求めるのはどうなのかという論議はあるだろうけど、この作品にはリアルさがある。自分のお気に入りの作品を挙げる時、普通は何度も観たくなるようなものが並ぶと思う。これはそういう感じじゃないけれど、お気に入りの仲間に入れたいと思う、そんな映画。
HIDESHI

HIDESHIの感想・評価

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脱走できるか!このままくたばるか!執念の脱獄に挑む男パピヨン
年配の方に勧められててずっと見たくてU-NEXTでやっと見れた。
昔の名作映画と呼ばれているものにハズレは無いと改めて思った。2時間半の超大作故の多少の飽きはあるが独房のシーンがいいスパイスのようになっていて堪らない。
こういう映画に触れるたびしっかり世界史やってよかったと思います
だいぶ前にDVDをレンタルして鑑賞しましたが、今でも本作のインパクトは凄く残っています。

語るまでもないかもしれませんが、やはりマックィーンの渾身の演技は驚きの一言。冒頭とラストでは別人のように様変わり。13年にも及ぶ壮絶な体験を物語っているかのような姿でした。

しかもこれが実話に基づく話。あまりにも酷い刑務所での仕打ち。しかも無実の罪なのに。こんなことがあっていいのかと胸が痛む場面ばかり。

そんな過程があってからのラストシーンは、素晴らしいの一言に尽きます。
音楽の良さも相まって、2時間半に及ぶ物語を見事に締めていたと感じましたね。
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