たろたろ

パピヨンのたろたろのレビュー・感想・評価

パピヨン(1973年製作の映画)
4.0
不撓不屈の男とはまさにこの男のこと。そして、七転八倒のストーリー。名作と言われるのも納得。
マックイーンとダスティンホフマンの演技がすっごくいい。この大物2人を余すことなく使えてるのもすごい。特にマックイーンなんか寿命削って演技してるんじゃないかって思える。中盤の独房での極限状態とか、、神懸かってる。僕だったらゴキブリ見ただけで飛び上がっちゃうのに。
あと個人的にはマックイーンの寝相がかなりツボだった。「ξ」←本当にこんな感じで寝てるのが普段とのギャップでやられた笑。可愛すぎでしょーが。

脱獄物は多いけど、その中でもかなり好きな部類に入った。他には「穴」とか好きなんだけど、もしかしたら脱獄映画ならフランス映画が好みなのかもしれない。

最後の崖での別れは悲しい。たぶん僕はドガのタイプ。責めることは誰にもできなあと思うし、崖での選択こそまさに「自由」だと思う。名シーン。
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