くろいひと

現金に体を張れのくろいひとのレビュー・感想・評価

現金に体を張れ(1956年製作の映画)
3.5

キューブリック監督のキャリア最初期の一本。

はじめはつながらない並行してえがかれる男たちの時間軸が、入れ替えられながらひとつに収斂していく構成の面白さ。
低予算のいわゆるB級ノワールらしいシンプルさと、キューブリックらしいドライな「ひとひねり」がうまくマッチした秀作。

それにしても、笑ってしまうほど見事なあっけない顛末だ。
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