現金に体を張れの作品情報・感想・評価・動画配信

「現金に体を張れ」に投稿された感想・評価

ducksoup

ducksoupの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

男たちは競馬場から200万ドルを命がけで強奪する。しかしその200万ドルは空港の不意な事故で札束が風に舞う。そのために命をかけたものが、一瞬で風の中に消えて行く。お金は所詮紙切れ、という言い方をするが、それをこんなに視覚的に表現したシーンは無い。
キューブリックのハリウッドデビュー作。
謂わゆるキューブリックらしさを見つけるのは難しい。モノクロ映像を観ていると、ヒッチコック作品でも観ているような気分になる。
とは言え、クライムサスペンスとしての面白さはさすが。第7レースに向けての緊張感の高まりと、その後の破綻を短い時間でテンポ良く描いている。時系列を何度も巻き戻す手法も当時は新鮮だったのではないか。ちょっと「パルプ・フィクション」を思わせる。
ただ、本来なら見せ場の1つとなるであろうレースシーンが期待外れ。資金的な制約だろうが、これに迫力あるレースシーンが加われば、凄かったと思う。
ラストシーンは素晴らしい。エンドの字幕が入るタイミングが潔い。
「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」に挑戦してはハネ返されてた学生時代。今それらを観たら理解できるのかな?でも、この「現金に体を張れ」はハッキリと白黒がついた結末を迎えて分かりやすかったし、面白かった!やっぱり口は災いのもと。シェリーの毒妻っぷり、すごいな〜。
面白かった_:(´ཀ`」 ∠):
確かにキューブリックっぽくないけど
個人的にめっちゃ好みでした🤤

あの女むかつく〜(-᷅_-᷄๑)
でも何か旦那の方もむかつく!笑
「お前もっと怒れよ!」みたいな😤

最後もどうなるんやと思ってたら
「なんでやねん!そんなあほな!」みたいな展開。笑
いや、好きですよ僕は😆笑

あとは何といっても
THE ENDのかっこよさ...🤤痺れる👏
キューブリック嫌いなあなたにオススメの、キューブリック味がかなり低めの一本。

すんげえ正直に言うとキューブリックの作品の中で一番好き……って言うと映画痛……ツウっぽくて、なんかイヤだけど好き。
分かりやすいのだ、うまくプロット組み替えて名探偵コナンとかでもやってんね、この話。
とにかくプロットとシナリオが上手いんだよ〜!
あ、あああっ、あああーーーーッ!!!!って、ああ、無情……みたいな終わり方するのと、観えてた地雷女がキレッキレの演技してるあたりが見物。
TS

TSの感想・評価

3.0
短文感想 70点
キューブリックのハリウッドデビュー作とも言われている今作。邦題の「現金」は「げんなま」と読みます。刑務所から出たての犯罪者たちが競馬場の強盗計画を企てますが、仲間たちの間に徐々に亀裂がはいり計画が失敗していく様を描いています。終わり方が妙に印象的でしたね。ただ、突出して素晴らしい作品かというとそうでもありません。スタンダードなサスペンスモノですね。
たお

たおの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

さまざまな職業、年齢のひとたちの貧困からの脱却願望。制作された当時、豊かでない人たちの鬱憤が溜まっていた時代だったのかな。

あんなにたくさんの犠牲者を出して、やっと空港まで辿り着いたのに、小犬の戯れにより飛び散る札。札。
これまでの息が詰まるような緊張がワッと解けて、笑ってしまった。
人生ってこういうもんなんだろうね!

このレビューはネタバレを含みます

犬が走れば悪銭に当たる

タランティーノだったら3時間掛かるレベルの話をギュッと押し込んだ死体と金が舞うクライムノワール。

後年のキューブリック作品のような研ぎ澄まされた雰囲気は無いが「博士の異常な愛情または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」までのシニカルさは確立されてる映画です。

他映画が引用してるシーンがとても多く、オマージュ元映画界で上位にランクインする映画でもありますね。
自分が今まで見てきたフィルムノワールに比べで、1人の主人公(男)が中心的に出てくるという撮影ではなく、様々な人物が代わる代わる写されていた。また、時間がいったりきたりするという演出がアイデアとして面白い。

このレビューはネタバレを含みます

面白かった
クセが全然なくて、すらすら観れてびっくりした
やっぱ光って大事だなー、心情がすごく現れてる
ナヨナヨしい男に終始イラついたけど、彼含めてキャラクターが皆個性があった
最後あっけなかったけど、欲望に駆り立てられた人間の終わりって感じで笑えました
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