キューブリック28歳の長編デビュー作。
そう思うとこの前みたポランスキー29歳の同じく長編デビュー作である『水の中のナイフ』もとんでもないクオリティだった
ストーリーはシンプルだがそれが良い。チェスジジイは聡明かつ剛健で1番の見せ場か、そうだろな
とかひとりでくだを巻いていたら終盤30分は画面に釘付け。笑えるところのネタは既に後の彼の作家性の萌芽が垣間見えて感心してしまう
計画を狂わせた約3名のキャストの憎たらしい顔、すごいなぁ
特に頼りない旦那のあの人、最後もそうだが途中奥さんが「襲われた」と嘘をつくシーンで、顔に手を当てて落胆するところの陰影が様になりすぎるショットだった
ああ、、、、、、、と1人で呻きながら映画が終わった
終わり方世界一かっこいい